発想のヒント

(これはおかしい、なぜだ、大疑問、はてな、なんで、不思議だ、Why?)

 

l  「必要は発明の母」日ごろの不平不満を開発担当者に伝えましょう。

l  機能、性能、品質、デザイン、耐久性、価格の他に使い勝手も商品選択の重要な視点です。日本製品は使い勝手が良いという定評があります。さらに向上させましょう。

l  消費者の声をメーカーに反映させましょう。

l  下記のヒントに賛否のご意見、改善アイデア、関連情報などをお知らせ願います。

投稿はinfo@22ca.orgへメールでお願いします。

 

【0014−名刺交換重複防止法】  1/2/

出席者が200人の立食パーティーで全員と名刺交換するのは難しい。

顔、ひげ、眼鏡、身長、服装、ネクタイの特徴を覚えきれないので、「先ほどお名刺を頂きました」という人や、「以前にお会いしました」という人もいて、困っている。帰って名刺を整理すると同じ名刺を2枚貰っていることもある。

AI利用の顔認識機器が小型で安くなれば使いたいが、それまでに利用できる便法はありませんか。

 

【0014−薬剤自動仕分け機】  1/12/0

薬局で40分も待たされた。他にも50人近くが待たされていた。

アマゾンや楽天のような通販の物流センターにはロボットによる自動仕分け機が普及している。

薬剤が小さいから、薬局に設置する「薬剤自動仕分け機」の必要な床面積と建設コストは

通販の物流センターのものに比して1パーセント以下でよいだろう。

しかし薬局の数は多いから、開発する価値がある。

「薬剤自動仕分け機」に必要な床面積は待合室を縮小すれば十分である。

病院の箋をデジタル化し、薬品名、1回の必要量、1日の使用回数、投与日数を自動読み取りし、代金を計算して、10分以内に代金を入れると受け取れるようにしてほしい。

 

【0013−自動読書機】  18/12/10

盲人は点字で本や新聞を読めるが、その種類は少ない。健常者でも「AI朗読」で本を読める、いや聞けるが、まだその種類はもっと少ない。また著作権の関係で古い本が多い。電子書籍を買って専用端末で読むと、画面が小さくてページ操作が面倒である。

そこで本を自動で読んでくれる「自動読書機」が欲しい。図書館にある「拡大鏡」のようなものである。高齢者も老眼鏡で読むよりは便利である。読むスピードは自分の理解速度に応じて調節できるとありがたい。できればページも自動にめくってほしい。日本語は同音異義語が多いので「めずらしいかこいうだった」と読まれても「開港」、「開校」、「開口」、「海溝」、「海港」、「邂逅」、「改稿」のどれか判断に時間がかかる。そんな場合には、「戻る」ボタンを1回押すと10秒前に戻り、再度聞けるようにしてほしい。現在の「AI朗読」はまだ人工知能指数が低く、「一日中歩いた」を「ついたちじゅうあるいた」と読む。「自動読書機」はもう少し賢いと売れるだろう。

 

【0012−エスカレータ2倍利用法】

駅のエスカレータの乗り場に人が並んでいる。その原因は幅が2人分あるのに、片側を空けて1人しか乗らないからである。片側は急ぎの人用に空けているらしい。お急ぎの方はエスカレータを利用せず、階段を2段跳びに上がって下さい。エスカレータには千鳥足状に2列になって乗れば、輸送量は2倍になり、乗り場の渋滞は解消できる。

 

【0011−アマモ場改善】日本沿岸のアマモ場を拡大し、漁獲高を増やせないだろうか。

アマモ(甘藻)は、水深1-mの沿岸砂泥地に自生する海草で日本でも各地に分布する。アマモ場は潮流を和らげ、外敵からの隠れ場ともなるため、魚類や頭足類の産卵場所、または幼稚魚や小型動物の生息場所となる。ところが最近、沿岸域の埋め立て、護岸工事、水質汚濁等でアマモ減少しており、漁業資源の減少にもつながる。カリフォルニア州モントレー市沖からチリにかけて、ジャイアントケルプという50mにもなる巨大昆布がある。この藻場は、カニ、ウニ、魚類のコロニーとなっている。これを日本の沿岸に移植すれば、魚が増えるのではないだろうか。

 

【0010−プランクトンの増殖】魚の餌であるプランクトンやオキアミを増殖して漁獲高を増やそう。

最近サンマが獲れず価格が高騰している。日本の数10トンの漁船が日本の近海でサンマを獲って漁港に戻って水揚げしている。一方中国や台湾の1000トン級の漁船が太平洋の公海に停泊し、日本近海に来る前にサンマを獲って運搬船で母国に運んでいる。そこで日中台の関係者で漁獲制限を話し合っているが、合意は難しいし、守られるとは限らない。そこでサンマの餌になるプランクトンを増やして、サンマを増やせば問題は解決できる。プランクトンを増やすにはフルボン酸鉄やフミン鉄を太平洋に撒けばよいらしい。

 

【0009−台風利用】なぜ台風のもたらす降雨やエネルギーを利用しないのか?

台風は被害をもたらすが、その一方で 日本に多くの淡水を恵んでくれる。適度な降雨は恵みであるが、適度を大きく超過する降水量は災害になる。台風の恵みである水資源を、災害として排除するのは勿体ない。折角の贈り物であるから もっと有効に利用する方策を探求したい。台風の風力エネルギーも天の恵みである。

 

【0008−半導体産業】なぜ“半導体は産業の米である”のに“減反政策”や“耕作放棄政策”を取るのか?

かつて半導体研究開発は国策の協同組合を作ってアメリカとの技術ギャップを埋めた。半導体産業は巨大装置産業である。しかも償却年数は短い。多くの電子工業各社は半導体から単独事業から撤退し、合弁会社を作ったが、それでも経営困難である。いまマイナス金利政策により巨大設備投資のチャンスである。いま手を打たなければ、アメリカ、韓国、中国に追いつけなくなる。

 

【0007−パチンコ】 なぜパチンコは明らかにギャンブルなのに大っぴらに営業ができるのか。

公営ギャンブルは競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじに限られている。野球賭博などをすると、逮捕され、裁判にかけられるのに、不公平ではないのか。

 

【0006−官公庁のパソコン化】  なぜ官公庁の「お問合わせ」は電話とFAXばかりなのか?

もしパソコンを買う予算がなければ、民間企業のように人件費を削減してパソコンを買えば良いだろう。パソコンが使えない者にはパソコン教室を開いて教育すれば、パソコン教師の雇用が増える。パソコンを使える若者を採用すれば、教育費を削減できる。

 

【0005−ノーベル経済学賞】 なぜ世界第3位の経済大国である日本にノーベル経済学賞の受賞者がいないのか?日本の大半の総合大学に経済学部があり、経済学教授数も学問分野別の教授数では最多だと思われる。国策として「ノーベル経済学賞」獲得重点戦略を立ててはどうだろうか。

 

【0004−ハンドフリー・マウス】 なぜパソコンのマウスは手で操作しなければならないのか?

足か口で操作できれば、両手でタイプできて便利である。

 

【0003―2コピー・マウス】 なぜパソコンのマウスはコピーが一つしかできないのか?

AとBの2つの単語や文章のコピーができれば、文章の中にAかBかを選んで入れることができて便利だ。

 

【0002−トイレ防臭法】  なぜトイレは臭いのか?

それは便器→鼻→換気扇の順に空気が流れるから臭いのだ。換気扇を床の近くに設置して、鼻→便器→換気扇の順に空気を流せば、臭くないのではないか?

 

【0001―火災消火法】なぜ一軒家の火事を消すのに、消防車が何台も出動して、鎮火に何時間もかかるのか?

火事は@可燃物があり、Aそれが発火温度以上に加熱され、B酸素があれば起こる。はたして水は消火剤として最適なのか? 大量の放水の何パーセントが消火に役立っているのか?

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